2012年12月1日土曜日

http://www.shop-yamaguchi.com

ふぐの旨さについて語ろう。

ふぐを大量にさばく通販ではふぐ職人が多いほど良い。

何故だろうか?

ふぐが死ぬるときに、早く殺す(表現が悪いけど)かじっくり殺すかで味が違うのである。

じっくり殺す場合は水から上げて、さばかれるまでの時間が長い。

もちろんふぐは生物であるから、死ぬまでにかなり悶絶(もんぜつ)する。

この悶絶の時間が長いと体中にストレスがたまりPHが上がるのである。
この結果味が落ちない。

すぐに殺してさばく場合はこの悶絶時間がないためふぐの体内のPHが変わらない。

すなわち職人が多いほど、すぐに殺してさばく回転が速くなるのである。

実際に、ある大きなふぐの加工場から独り立ちしてふぐをさばく職人がいて、付き合ったことがあるが以前より味が落ちていることがあった。

これは腕前は同じでもふぐをさばく量が多くなるとそれだけ悶絶して死ぬふぐが多くなるということだ。

こういったふぐの味の評価も下関の加工場ではザラである。

0 件のコメント:

コメントを投稿