2012年12月3日月曜日


ふぐの偽装はネットで出来るか?



もちろん出来る。

ただ下関からでは現在のところ無理である。
過去において数年前に摘発されたところもあるが特殊だ。

下関の加工メーカーは味にこだわる。

さて、中国産のふぐが国内流通の約半分であるが、いったいどこに行っているのであろうか?
どう考えても、これは中国産のふぐですと売るとは思えない。

おそらく一夜干しや関東・関西圏の料亭に下関からお届けという感じで出荷しているのであろう。

スーパーに卸す場合は産地の標記が必要である。
このため消費者庁の調査が入る可能性がある。
DNA判定をしても中国産か近海産、養殖の違いは分からないので、帳簿の調査で調べるしかない。

目をネットに向けるとまず調査は無理である。
お届けした過程に消費者庁が入ることができないからである。

このためネットで販売する魑魅魍魎の中には中国産を国内産と偽って販売しているところがあるはずである。

専門の加工メーカーでは商品の値段を見ただけである程度は判断できる。
これは「ありえない価格」で販売しているサイトがあるからである。

また養殖物を「天然」と標記して販売もできる。
天然ものは養殖ものの値段が約5倍である。

下関の料亭で天然ものを食べても一人前が3万円はかかるのだ。

一番ひどいのは「まふぐ」「白サバフグ」を「とらふぐ」と称して販売しているサイトである。

実際に食べ比べしない限りは味の違いは分からないのである。

このため当店の販売するとらふぐは絶対に偽装をしないと誓っている。
例え売れなくても構わない。

本物のとらふぐを通販したい。

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